« 日経平均20000円 | トップページ | 日経平均18000円割れ »

2015年7月 9日 (木)

おさらいわんこ「石高(こくだか)」

bullettrain北陸新幹線が開通してテレビや雑誌で金沢が賑わっていますが、よく聞く「加賀百万石」とはどれくらいの価値だったのでしょうか?


そもそも明治時代以前の日本経済は大判・小判など通貨はありましたが、お百姓さんが年貢米(税金の代わり)を納めるなど米本位制度でもありました。

1石(こく)は尺貫法の体積(容量)の単位で、重さの単位ではありません。

1石は10斗、10斗は100升、100升は1,000合となり、毎日3食riceballお米を食べたら
  1食1合 → 1日3合 → 1年1,095合となり、
かつては「1年1人1石」と言って成人1人が1年間に食べるお米の消費量と考えられていました。

重さに換算するとお米1合の重量が約150gなので(おうちの計量カップで量ってみて)その1,000倍だから約150kgになります。

その150kgを今の価値に直してみると、これが難しいのですthink

riceball日本のお米は、品種・生産地・生産量によって価格が全く異なり、ブランド米である「魚沼産コシヒカリ」(新潟県の他地方・他府県でもコシヒカリは作っています)と普通のお米では価格が2倍以上違います。

生産量では秋田県の「あきたこまち」や、愛知県の「あいちのかおり」が多いみたいです。


そこで農林水産省が公表している「平成26年度産米の相対取引価格」平成27年5月速報を見てみると、全銘柄平均価格が玄米60kgで1,1891円となっています。
1kgあたり約198円となり、150kg(1石)だと約2,9727円となります。
その100万倍ですから297億2,700万円と成りますが、江戸時代の年貢率は主に五公五民(収穫の50%を年貢として納める)でしたから148億6,350万円が領主の取り分となるわけです。
玄米を精米して白米にすると約1割の米ぬか出ますので市場価格はもっと上がるupwardrightと思いますけど。



ここで気付いたのですがこの金額はとっても少ないと思います。
今の日本で最も歳入の少ない鳥取県でも3,000億以上あるのにおかしいですよね。

お米の価値も変わってしまい、当時の実質賃金から評価する方法もありますが見方が全然違うので止めておきます。

ただ言えるのは、当時日本全国の総石高が3,000万石、そのうち徳川家が800万石でしたから、加賀百万石(実際は120万石)は凄かったのでしょうgood

two番目は薩摩の鹿児島藩(島津家)72万石、three番目は陸奥の仙台藩(伊達家)62万石となってます。

そこで結論、「百万石は今の価値で評価できない」となりました。


ゴメンナサイわんdog

« 日経平均20000円 | トップページ | 日経平均18000円割れ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/596014/61861406

この記事へのトラックバック一覧です: おさらいわんこ「石高(こくだか)」:

« 日経平均20000円 | トップページ | 日経平均18000円割れ »